虹を食べた雲 伊予市上空に環水平アーク

記事要約

 雲の中に虹? いえいえ―。25日午後0時45分ごろ、愛媛県伊予市大平の上空で「環水平アーク」と呼ばれる珍しい現象が観測され、近くの気象予報士田頭孝志さん(27)がビデオカメラで撮影した。松山地方気象台によると、年に数回観測できるが、これほどきれいな撮影例は珍しいようだ

疑問

 なぜこのような現象が起きたのか

考え・主張

 どうしてこのような現象が起きたのか?
 気象台によると「環水平―」は上空約1万メートルの雲の中にある氷の結晶を通し、太陽光が屈折して7色に輝く光学現象。太陽光が大気中の雨粒で屈折して起きる虹とは仕組みが異なる。「真冬や分厚い積乱雲が出る夏には観測しにくい。今回は条件がそろったのだろう」と解説している。
 つまり、光が氷の結晶によって虹のように光が分散されたからだと考える。

その他

 一度は生で見てみたいと思う