父危篤でスピード違反 愛知県が職員を処分

記事要約

 愛知県は26日、制限時速を53キロ超える時速113キロで国道を自家用車で走行し、道路交通法違反で罰金9万円の略式命令を受けた西三河県民事務所(岡崎市)勤務の主査級男性職員(40)を、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。職員は父親が危篤になったため急いでいた。「反省している。今後は自らを律していきたい」と話しているという。

疑問

もしこれが公務員ではなかったら、処分は違っていたのだろうか?

考え・主張

このニュースは道徳的なものを聞いているようだが、今回はメディアを視点に置くことにする。
このニュースは公務員であったから、無事故にもかかわらず、懲戒処分を受けることになり、このように報道された。しかしもしこれが普通免許を持っていて、且つごくごく普通のサラリーマンだったら、このように報道されることはなかったと思う。メディア側もそのほうが惹きつけると思ったからであろう。なぜなら、公務員はある意味では有名人と捉えることができるからであろう。
公務員とつくだけで、飲酒運転や大げさな報道が起こるのはいささかどうかと思うこともある。公務員ではなくても、このような事件は偏在してるからだ。地元で交通事故が起きた時も、特に大げさなニュースにならなかったことも多々あるし、これよりひどい事件なんか山のようにあるに違いないだろう。そういうことから考えても、メディア機関は加害者の職業を固定するのではなく、もっと広い報道をすべきだと思う。

その他

特になし